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もう人生の２/３をナポソロに注いできた私は、昭和２６年生まれです。 ＴＶが放送を開始したのが２８年だから、カッコつけて言うと、私は「ＴＶ世代一世」というわけです。 私が物心ついた時、邦画ＴＶはスーパーヒーローが大活躍していました。 「怪傑ハリマオ」「まぼろし探偵」「七色仮面」「ナショナル・キッド」「アラーの使者」「忍者部隊月光」「白馬童子」・・・、私たちは新しいヒーローが登場するたびに彼らの格好を真似し、セルロイドの仮面をかぶり、日が暮れるまで遊んでいたものでした。 そんな私も小学校高学年になると、「ス−パ−マン」「ハイウェイ・パトロール」「怪傑ゾロ」「アイ・ラブ・ルーシー」「ボナンザ」「ヒッチコック劇場」・・・などアメリカＴＶ映画にのめり込み、特に好きだった「バークにまかせろ」が最終回で、次回から「００１１／ナポレオン・ソロ」という奇妙な名前のシリーズが始まるというので、ま 見てみっか・・・が、３５年以上も引きずることになってしまうなんて誰が考えたでしょう？ そう！寝ても醒めてもナポソロのことばかり・・・。 当時は高価でちょっと手に入らなかったテープデッキをねだって買ってもらい、毎週録音しては繰り返し聞いてました。 中学時代アルバイトして念願のアンクルスペシャルを手に入れたり、ファンクラブに入って情報交換したり、アンクルに就職するにはどうしたらいいか真剣に考えたり・・・、昨日のことのようです。 ＮＨＫＢＳで第１シーズンがリピート放映されるまではひとり悶々としてましたが、この頃からナポソロ関係のホームペ−ジが次々とオープンし、ファンの方たちと親しくなり、あの情熱が甦ってきました。 ＴＶシリーズ全話の録画ビデオをお持ちのTeriさんからダビングを頂いた時は、世界を掌中に収めたように感激しました。 願わくば、全作ＤＶＤ化されＢＯＸ発売されるのを待つのみです。 あぁ、一体いつのことになるのやら・・・。 ※「映画情報誌 シネ・ポリ」の渋谷義隆さんの資料を無断拝借させて頂いたことを、この場を借りてお詫び致します。 |
